低糖質ダイエット2

2015年7月11日

言葉を正確に使うなら、「糖質制限食による体重減少効果」とすべきところですが、内容に親しみがもてるように「低糖質ダイエット」としています。今後、何回かにわたり、「糖質制限食」について、解説をし、その可能性について考えてみたいと思います。

僕が糖質制限食の考え方に初めて接したのは、昨年の9月に保険医協会の講演会で夏井 睦(なついまこと)先生の講演でした。講演の内容は夏井先生の著書「炭水化物が人類を滅ぼす」(光文社新書)に沿ったものでした。その講演会をきっかけに、僕も腰痛はあるし趣味のテニスのフットワークが軽くなればと思い、家族で低糖質食に取り組みました。その結果が前回のグラフになります。具体的には朝はご飯の変わりが豆腐1/2丁です。おかずはこれまで通りです。朝がパンの時はふすま粉パンにしました。(フスマ粉パンについてもかなり詳しくなりました。)初めはローソンで買っていたのですがちょっと値段が高いので、フスマ粉のパンを焼くようになりました。昼はご飯無しのおかずだけの弁当です。夜はご飯なし、おかずをこれまでよりも少し多めに食べるようになりました。はらもちを良くするためにオカラを使った料理が増えました。アルコールは大好きですがビールは糖質0の発泡酒にしました。ワインは糖質が少ないので大丈夫にしています。(日本酒は飲まないようにしました。)最初の3ヶ月ぐらいはおかし類も一切食べないようにしていました。最近は、少し制限をゆるめて、時々、クッキー、ケーキ、饅頭などを食べています。

 

糖質制限をする事で、もちろん体重は減ったのですが、その他にもいいことがありました。昼寝をしなくなりました。体調は全く問題なく、運動をする時の持久力も問題ありません。毎月、採血検査をしていますが、すべての値が正常値です。

 

摂取カロリーは以前の食事と比較して、ほとんど変わらないと思いますが、インスリン分泌は著しく減少していると思われます。食物が摂取され消化・吸収された後、糖質は100%が血糖にかわりますが、タンパク質と脂質は血糖には変わりません。糖質は摂取直後から急峻に血糖値を上昇させ、2時間以内にほとんど吸収されます。食事で糖質を摂取したときだけは血糖値が急上昇することになり、インスリンが大量に追加分泌されます。糖質制限食ではインスリンがあまり分泌されないので、摂取カロリーの吸収が悪く、体重減少につながっていると考えています。

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